この暑さいつまで続くのかと思っていた猛暑も突然終わりを告げ、秋らしい今日この頃。何か気候も余韻のない唐突な変化をするため、戸惑いすら覚える日本人ボンジョルノであります。ただ秋らしくなって仕事モードは順調にアクセルON状態。今年もあと3ヶ月、ル・ボナーも正念場です。
オーダーを今は受けていない時計ベルトをやんごとなき理由ありまして久々作った。時計ベルト作りはやはり面白い。シンプルな作業だけれど、それだけに微妙な工夫で大きく表情を変える。今回はレディースの時計ベルトだったので、薄く優しく。
こういったカジュアルなタイプのバッグも、頼まれればオーダーで作っておりました。フルオーダーでのバッグ製作も、この2年お待ち頂いてようやく作ったこの2本で一段落。これからはル・ボナーのカタチ生み出す仕事に集中。
要望あるのだけれど、なかなかまとめ作りする事が出来ないでいたラウンドファスナータイプの長財布が、まだ在庫で残っていた。シュランケンカーフでライトグレー、ブラウン、黒、ゴールド。ブッテーロではチョコと黒。
大人気のベルトキーホルダー「ル・ボナー」ですが、なぜかブッテーロ革タイプばかりが売れて、シュランケンカーフで作ったタイプはまだいっぱいの在庫。シュランケンカーフで作るベルトキーホルダーも良いのに。どこかで時間を作ってブッテーロ革でこのベルトキーホルダー作らないといけないなと思っています。ル・ボナーらしさ伝える特別な革小物。
先日枻出版社の取材があった。電話があった時、万年筆関連の取材かと思っていたら本職の方だった。毎年出ている「日本の革」という雑誌No.3の取材だった。日本の革に対して悲観的な私は躊躇したが、それでも良いからと言われたので受けた。本題はほどほどに、カメラマンの人とカメラについて楽しく雑談した。キャノンの5Dといっぱいのレンズ持ち込んでおられて、それらは使い込まれ味わい増していた。良いモノは新品時より使い込んで味わい増す。
大和出版印刷さん、分度器ドットコムさん、Pen and message.さんの3社共同企画の2011年版四角いダイアリーノートが、色々紆余曲折ありましたが今年も発売開始出来ました。万年筆の書き味にこだわって作り上げたリスシオ・ワン紙の魅力をこのダイアリーノートで愉しみながら、2011年の日々をお過ごしくださいませ。このダイアリーノート用の革カバーを今年も3社に頼まれているので、頑張って作らないといけません。
今日で9月も終わり。2010年もあと3ヶ月。今日は雨の休日。茨城県の田舎から来神する友人を仕事場で待っている時間を利用してブログ書いている午後の時間。
シュランケンカーフのベルトキーホルダー「ル・ボナー」はホントいいですね。いいなじみをします。品位を失わないなじみといえばいいのでしょうか。
Re:ボンジョルノより
私もそう思うのですが、、
ブッテーロタイプばかりが先に売れていきます。