ル・ボナーの一日
あのアルファコルセが10キロ圏内
2013年02月07日
アルファロメオGTVアルファコルセを所有したいと思った。しかし愛着感じているアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型を手放す事が出来ず、じゃあ2台所有という選択肢がある訳だけれど、90年代のアルファロメオを2台所有なんてどんなに楽観的に考えても泥沼だ。そしてボンジョルノは諦めかけていた。
そんな時顧客の私と同じ歳の車、バイク、自転車、ヨット、時計、カメラ、万年筆、鞄と多趣味なブルジョアジーK氏が名乗りを上げた。しばらくの間私が所有して整備しながら維持していきましょうかと。これはありがたい申し入れ。ブルジョアジーK氏は古い品を最高の状態で維持する事を喜びと感じておられるお人。氏を経由していつか私の元へ来るとすれば、その間にこのGTVアルファコルセは新品時の状態に蘇り、維持において最も気がかりな特別にコルセチェーニングしたECU交換というハードルも越えた後にボンジョルノの元へ〜。そんな皮算用は思っておりません?が、ブルジョアジーK氏のアルファロメオGTVアルファコルセ購入計画をボンジョルノが率先して打算を秘めながら推し進める事になりました。
しかしよく考えてみると私は左ハンドルの車は所有した事も運転した事もない。時間の都合がつかないブルジョアジーK氏に変わって、三重の津まで車の引き取りに行きたい気持ちは強く持ってはいるのだけれど、運転するのが不安だし怖い。その事をコルセの事を仲介して下さったヨーロッパの独立時計師の時計などを主に販売しているMさんに話したら「僕が神戸まで乗って来ますよ」と言って下さった。東京からわざわざ来てもらって大変恐縮至極ではありますが、そのお言葉に甘える事にしました。そしてアルファロメオGTVアルファコルセが神戸にやって来た。
勇気ある断崖絶壁状態のテールデザイン。
ノーマルのGTVより最低地上高が押さえられて迫力十分。
FFアルファの中でエクステリアデザインは最も美しいと私は思う。
デザインを優先する為に150キロオーバーだと風切り音が相当にうるさくなるけれど、
そんな事は許してしまうアルファロメオの美意識の結晶。
ボンネットを開けると美しいアルファのV型6気筒が。
エンジンまでデザインされて見惚れてしまう。
走り出すとあのカラヤンが木管楽器の音色と称した、
アルファのV6のエキゾストノートは聴き惚れてしまう。
運転席は正にスポーツカーのコックピット。狭くフィットした空間。
私の愛車のアルファ145の方が全然広い。
破綻スレスレの危うさを内包しながら、10年以上たった今でも美しさは色褪せない
私のアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型もお世話になっている、エルサンクさんへそのまま持ち込んだ。名義変更+不安のある部品は交換して万全の状態に整備してもらい、46台しか製造しなかった限定車のアルファロメオGTVアルファコルセに長生きして欲しいと願うボンジョルノでありました。10キロ圏内までアルファコルセが来ています。まだまだ諦めておりません。
Le Bonheur (23:49) | コメント(3)
Comments
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せこっ!!!
Re: ボンジョルノ より
そのお言葉甘んじてお受けいたします。 -
やっぱり,車はデザイン。私の経験では,左ハンドルは慣れないうちは気をつけないとセンターラインに近づいていきます。常にキープレフトを意識して安全第一ですね。
Re: ボンジョルノ より
その事以上にスポーツカーの視界なので、
見切りの感覚が慣れるまで大変な感じです。
X100ついに手にいれました。
早速登場ですね。いろいろお世話になりました。早く対面したいところですが、来週までお預けです。しっかりメンテしていい状態を維持しましょう、ボッジョル氏のお手元にいくまで。
Re: ボンジョルノ より
きっと気に入られると思いますよ。
E280のセカンドカーとしては申し分ないと思います。