
夏は革製品を扱うお店は暇になる季節です。
涼しげな色の革のバッグが多い方のル・ボナーではありますが、
やはりお客様の来店は少なくなります。
ただ秋冬の繁忙期に向けて、製造部門は大忙しの時期でもあります。
そんな季節でも顧客の方々は、顔を見せてくださいます。
六甲アイランドにル・ボナーがオープンした頃からのお客様の、
Yさんが来店されました。もう16年のお付き合いになります。
神戸生まれの、神戸育ち。神戸を離れて住んだことのない神戸人。
自分や家族の品、それに贈り物として沢山のル・ボナーの革製品を購入していただき、
今回も贈り物にタンクトートを買っていただいた。

そして帰り際、お菓子を差し出すYさん。
Yさんはいつも美味しいお菓子を見つけては、持って来てくださる。
私たちは買って頂きお礼を言う立場だのに、逆にいつもお菓子を持参して来られるYさん。
それも食べきれないほどの量。
私たちはいつも恐縮してしまうのですが、図々しくいつも頂いてしまう。
それも今回は播磨屋のおかきです。
味が薄くて、もち米の香ばしい味わいをストレートに感じられる、
ハミと二人、今一押しのおかきです。
たしか前回Yさんが来られた時、
Yさんに頂いた播磨屋のおかきがすこぶる美味しかったことを伝えたから、
今回こんなにいっぱい持って来られたのかな。
私たち二人は恐縮しながら、大喜び。
来られたお客様たちにも優しさのお裾分け。

いつも大阪の美味しい甘いモノを持ってきてくださる浪速のSさん夫妻。
卵いっぱいのロールケーキや、きな粉をまぶした特別な団子とか。
でも今回は岸和田名物「水なす」。真ん丸ななすびをぬか漬。
でもさっぱりしていて、ぬかの味は感じない。これは美味です。
美味しいねぇ~と言いながらパクパク食べてしまいました。
関西食文化の奥の深さを感じる漬物であります。
私はず~となすびの漬物はあまり好きではなかったけれど、これは美味しい。
私が大人になったのか、それとも岸和田名物水なすが特別美味だからなのか。
私は神戸にお店を出してから10数余年、その間20キロ体重が増えた。
東京の食べ物が合わない訳ではなけれど、東京は値段に比例しているため、
あまり美味しいモノとは出会わなかった。
それに比べ関西は安くて量があって美味しい食べ物がいっぱいある。
そのため私はメタボまっしぐらぁ~。

東京在住のモノ好き泥沼会員で還暦のダンディーTさんが、
福岡からの帰り立ち寄ってくださった。
今回初めて最愛の奥様同伴でのル・ボナー訪問であります。
仕事で来神され、ル・ボナーに立ち寄ったり、バー「バランザック」で飲んだりするたびに、
「愛する奥様の写真見せてぇ~」とせがみ続けた私でありました。
そして今日その奥様と実際にお会いすることができたぁ~!。
腕白小僧をそのまま60歳にしたようなダンディーTさんとは違って、
静かな上品さを伝えるご婦人。年齢が美しさを醸成したような。
ランドセル背負ったオヤジには、そんな奥様でないとつとまらない。
我が家も・・・・・。
そんなダンディーTさんが面白いモノ見つけたからと言って、
携帯ルーペをプレゼントしていただいた。
万年筆愛好家がルーペでペン先を確認する姿には少し抵抗があり、
私はルーペを持っていなかった。でも実は欲しかった。
おぉ~、ペン先のイリジュウムの形状がはっきり見えるではありませんか。
これは良い。益々万年筆趣味に拍車がかかるではないですか。
ダンディーTさんは罪なお人。でも大変うれしいプレゼントでありました。
ダンディーTさんは奥様の体を気遣い早々ル・ボナーを後にされた。
私にはこの気遣いが出来ない。
ダンディーTさんは私より8歳年上なだけあって、私より大人であります。
儀礼や思惑を持った贈り物はいらないけれど、
美味しいモノを共感して欲しいとか、こんな品をプレゼントしたら喜ぶだろうなとか、
そんな愛ある贈り物をいただくのは、なんて幸せなことだろう。
私はそんな幸せのバトンタッチを、別の愛する人達につないでいければと思う。
今日は七夕ですよね。二人は会えたかな。
七夕だったのですね!!
家人が〇〇で相当疲れていて、金魚のようにパクパクやっていたので早々に退散しましたが、ご理解いただいて感謝、感謝。
今度、また。
ところで10個入りのペンケースはいつの予定ですか??
常時9本と、ビスコンティの携帯用インクを持ち歩いてる当方には、とても便利なのですが。