ル・ボナーの一日

500話達成! そして東京

2008年02月09日

今回で500話になります。 2005年10月4日から今日まで延べ835日で500話。1,7日に1回は自分でも驚いています。 これだけ書き続けられる原動力は、私が文を綴るのが潜在的に好きであったことに火がついたということが一番ではありますが、伝えたい一つの主題があり、そのことは内容が違えどもいつも思っています。ただモノ好きボンジョルノ松本の部分が強く出てしまい、その崇高?な主題は見え難くはなっていますがまあいいかぁ~   これからも駄文書き続け、1000話達成したらお祝いです。 これからも宜しくお願いします。 ということですが今週の休日の木曜日、私は東京にいました。 新宿の小田急デパートにて「神戸セレクション」の催事が行われていて、大和出版印刷のスタッフがフラボナのペンケースとバッグを頑張って売っていただいているので、感謝を込めて表敬訪問&皆様に私の大事な思い出の場所にお連れしての宴会のための上京であります。 %EF%BC%92%EF%BC%8E%EF%BC%97%E3%81%AE%E6%9C%8D%E8%A3%85.JPG 6時45分の六甲アイランドから新神戸への直行バスにて出発。 今回は50年前に親父が誂えたまだまだ現役のウールのコートとボーラーハットで武装しての上京。バッグはブリーフキューブのコニャック色。一泊二日ならこれで十分。初めて遠出にこのバッグを持ち出すけれど、作った本人が言うのもおこがましいけれど、持ちやすいバッグです。 夕食は夜の8時からで仕事は今回入れていない。だのに早朝出発するのはなぜ?。 木曜日は大事な週に一度の休みです。その日をエンジョイしなければ、もったいなぁ~い!。 お馴染みのライターのN氏と待ち合わせて、「東京周遊モノ好きツアー」を夕方まで決行することにいたしました。待ち合わせ場所は大井の「フルハルター」。 %E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%BA%97%E5%86%85.JPG 古山画伯の絵がいっぱい飾ってあるフルハルターの工房とお店を仕切る壁。 「フルハルター」は狭いけれど頑固職人、森山さんのこだわりを感じる居心地の良い空間。 我儘に好きな仕事を続けたいと願う森山さんは、62歳の今を真剣に我儘に自分の楽しみ求めている。 そんな森山さんと話していると、力が湧いてくる。俺も頑張るぞぉ~!。 少し遅れてライターのN氏が来た。N氏は森山さんがモンブランの修理工房に居た頃からの知り合いだったのです。途中お客様が来られ、その人私の事を知っていた。私のブログをいつも拝見していますと名刺交換すると、そのお客様は大新聞社の政治記者。政治記者も私のブログ読んでいる。「こちらがブログによく登場するライターのN氏です」と紹介するとそれで分かってしまうブログがつなぐ不思議な親近感。 話は尽きないけれどお邪魔して2時間は経ちました。仕事の邪魔にならぬよう私たちは立ち去らなければ。 ライターのN氏と私はボーラーハットの2人組のおじさん。健全な社会の一員でない、社会から少しはみ出ているのは確実。見ればわかる。でもそんな立場が居心地良い。 東京の街の路地裏彷徨いながら、質屋でお宝時計を物色したり、自分勝手な価値の中で豊かなモノ探しツアー。欲しいモノが見つからなくても楽しい街歩き。見方を変えれば街はどこも面白い大人のワンダーランド。東京も面白い!。 夕方からN氏は独立系時計師のピーター・スピークマリンの取材。一緒に行ってピーターと肩組んでツーショットの写真撮ってブログに添付したら、時計好きの人たちは注目しますよと誘われましたが、ミーハー的に行きたいのは山々なランドセルオヤジではあるけれど、今回は辞退。 %E5%B0%8F%E7%94%B0%E6%80%A5%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%89.JPG 私は小田急デパートの11階の「神戸セレクション」の会場を表敬訪問。大和出版印刷の川崎さんバレンタインの日まで頑張ってくださぁ~い。 夜は更けて、赤坂「みんみん」で宴会だぁ~。 私にとって赤坂「みんみん」は特別な場所。30数年前お世話になった中華料理店。その頃と変わらぬ味を守り続ける赤坂「みんみん」の味を大和出版印刷の皆に味わって欲しかった。 メンバーはいつの間にか増えて9人。あれぇ~取材終えたライターのN氏も参加であります。 若い連中が多く、食べきれるか不安になるほど注文。40品以上頼んだ。どれも美味しい、みんな満足。 不安を感じながら会計。これだけ美味しい中華料理食べて飲んで29,000円。頭が下がります。 なんか良い東京での休日でありました。

Le Bonheur (23:45) | コメント(10)

Comments

  1. こばやし より:

    500回おめでとうございます。
    HPは以前から知っていましたが、Blogを最近知りました。楽しく拝見させてもらっています。革や万年筆に対する想いが伝わってきます。これからも楽しみにしています。
    今日は教えていただいた「Pen and message」に伺ってみようと思います。
    By 2/9に紐ウォレットを購入した夫婦(財布気に入りました!!)

  2. ノブ より:

    おめでとうございます。このペースは凄いです。初回から見てきましたが、それが・・・。
    これからもワクワク、ドキドキさせてください。
    追伸 今日は会議で神保町へ行きました。昼は学士会館のハンバーグランチをレトロな雰囲気と共に楽しんできました。そして伊東屋でお買い物、詳しくはメールします。

  3. こばやし さん
    コメントありがとうございます。
    「ル・ボナーの一日」は万年筆菌感染ブログと言われています。気をつけてくださぁ~い。
    ノブ さん
    学士会館体験しましたか。銀座の伊東屋に行かれたのなら、その近くに「ユーロボックス」というアンティーク万年筆の素敵なお店があります。見にいきましたか?
    メール楽しみに待ってます。

  4. 三好 より:

    500回、おめでとうございます&ありがとうございます。
    おかげさまで万年筆やアンティーク時計にのめりこんでしまった、うぶで純情な私です。
    1000回記念は「イタリア」からの発信でしょうか?
    これからも楽しみにしてみゃ~~す。

  5. naka より:

    500回おめでとうございます。
    私はまだ読ませていただきはじめて、まだ半月ほどですが、500回分一気に読んでしまいました。
    万年筆菌にも感染したようです(笑)
    これからもすばらしいお仕事を続けてください。

  6. 三好 さん
    これからもよろしゅうお願いします。1000回の頃に親しくしているご夫婦の人たちを募ってイタリアの空の下でパーティーなんていうのが出来たら素敵ですね。その時は是非参加してください。強制です(笑)
    naka さん
    今年はボンジュール松本でいこうかなと思っております。パリの情報を来店された時には教えてください。パリを訪れることなくイタリアは語れないなどとおっしゃる方が回りに何人か居て誘惑するのです。ブログはこれからも楽しく書き続けます。お付き合いください。

  7. naka より:

    松本さん、
    実は私はパリにはよく仕事で行くのですが、住んではおりません。もう少し南のリヨンというところに住んでおります。
    リヨンからは北イタリアにも近いので車でいける距離です。近いうちに行きたいと思っています。

  8. 「みんみん」ご馳走様でした。本当に美味かったです。
    川崎だけではなく、私も今日小田急百貨店に立ちましたよ。何と今日の売り上げは0円。売れないのは仕方ないのですが、興味を持ってくださるお客様もほとんどいなくて辛い時間です。せめてお客様と話す機会があればと思います。でもほとんどがバレンタインデーのチョコレート目当てのお客様ですから仕方ないか・・・。
    このブログをお読みの東京の方、冷やかしで結構ですからお立ち寄りください。14日までお待ちしております。

  9. 社長@大和出版印刷 さん
    食通の武部さんに「みんみん」を褒めていただけると、鼻高々であります。
    一般常識で考えると高いけれど良質なモノを作って売る作業には、その品に興味を持つ人たちとつなげる工夫が必要なのでしょうね。
    興味を持っていて実際にバガス紙で作った上製本ノートと絞りのペンケースを手にとって見たいと思っている東京近郊の人たちが来てくれるといいですね。あと2日頑張ってください。

  10. ありがとうございます。
    あと2日腰痛と足のむくみに耐えて頑張ります。本当に貴重な体験で新発見の喜びも多いですから。

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