ハミが作っていた2本のキューブ・ブリーフがもう少しで完成です。今回の2本は両方とも太いタイプです。シュランケンカーフのダークグリーンと黒のエレファント革。両方ともル・ボナーらしいふくよかさを十分引き出せたキューブ・ブリーフに仕上がりました。
シュランケンカーフはキューブ・ブリーフの定番革。ダークグリーンの深い緑がシックです。ブッテーロ革お手入れ名人の元へ行くこのキューブ・ブリーフは、どんな風にお手入れされてエージングして行くのか楽しみです。
そして今回はエレファント革で始めてキューブ・ブリーフはを作りました。その上ハミはエレファント革使ってカバンを作るのは始めて。相当手こずりながらも大迫力のキューブ・ブリーフに仕上がりました。
裁断すら牛革と違い苦労する。その上漉きも安定せず手漉きの多用。ただそんな手間が出来上がった時報われる豊かな表情と質感持った革です。
エレファントの革は革の中で一番丈夫な革だと私は思っています。そして牛革好きの私が、貴重品革の中で唯一好んで使いたいと願う革でもあります。アップで写すとこんな突起で覆われていて、使い込むとこの突起が摩擦で臥てツルツルになっていきます。引っ張り強度も表皮の強度も驚くほど頑強で、革の寿命は手荒く使用したとしても一生モノです。エレファント革はワシントン条約の指定動物となり使えない時期がありました。しかし象が増えて砂漠化の問題が深刻になり間引きするようになり、今はまた使えるようになりました。ただワシントン条約前に比べて倍ほどの価格になってしまいました。それにしても外観も迫力ある革です。
エレファントかっちょイイ!
ルボナー積立も、満期間近ー!
また、伺います。
Re:ボンジョルノより
満期になってもウクレレに使わないでくださいね。
来店お待ちしています。